地震や台風、大雨による停電や断水。
ニュースで災害の映像を見るたびに、
「うちの防災グッズ、このままで大丈夫かな?」
「防災セットは買ったけど、本当に足りている?」
「ポータブル電源って必要なの?」
と不安になる方も多いのではないでしょうか。
防災グッズというと、まず思い浮かぶのは防災リュックや非常食です。
もちろん、それも大切です。
ただ、実際に自宅で数日過ごすことを考えると、防災セットだけでは足りないものもあります。
特に見落としやすいのが、停電・断水・トイレ・スマホ充電の備えです。
この記事では、防災セットに加えて用意しておきたい防災グッズや、停電対策として人気のポータブル電源の選び方をわかりやすく紹介します。
「何から買えばいいかわからない」という方は、まずこの記事を参考にして、必要なものから少しずつそろえてみてください。
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防災セットだけでは足りない理由
防災セットは、災害時に必要なものが一式入っている便利なアイテムです。
非常食、保存水、ライト、軍手、簡易トイレ、救急用品などがセットになっているものも多く、初めて防災グッズをそろえる人にはかなり助かります。
ただし、防災セットはあくまで「避難時に持ち出すための最低限の備え」と考えた方が安心です。
実際の災害では、避難所に行くとは限りません。
自宅が無事であれば、そのまま家で過ごす「在宅避難」になることもあります。
在宅避難で困るのは、食べ物だけではありません。
・停電でスマホが充電できない
・夜に部屋が真っ暗になる
・断水でトイレが使えない
・冷暖房が使えず暑さ寒さがつらい
・情報収集ができない
・冷蔵庫の中身が傷みやすい
こうした状況を考えると、防災セットに加えて、家に置いておく防災グッズも必要になります。
まず用意したい防災グッズ
防災グッズは一気に全部そろえようとすると大変です。
まずは、生活に直結するものから優先して用意しましょう。
水・非常食
最初に用意したいのは、水と食料です。
水は飲むだけでなく、調理や衛生面でも必要になります。
目安としては、1人1日3リットル。最低3日分、できれば1週間分あると安心です。
非常食は、アルファ米、レトルト食品、缶詰、パンの缶詰、栄養補助食品などが使いやすいです。
ただし、非常食だけを大量に買う必要はありません。
普段から食べているレトルト食品やカップ麺、缶詰を少し多めにストックしておき、食べたら買い足す「ローリングストック」にすると無理なく続けられます。
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簡易トイレ
防災グッズの中で、意外と後回しにされがちなのが簡易トイレです。
しかし、断水するとトイレの水が流せなくなる可能性があります。
食料や水は多少我慢できても、トイレは待ってくれません。
家族がいる場合は、50回分や100回分など、ある程度まとまった数を用意しておくと安心です。
特にマンションやアパートに住んでいる方は、断水時にトイレ問題が起きやすいので、簡易トイレは優先度が高い防災グッズです。
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LEDランタン・懐中電灯
停電時に困るのが、夜の明かりです。
懐中電灯も便利ですが、家族で過ごすならLEDランタンの方が使いやすいです。
部屋全体を照らせるので、食事やトイレ、子どもの世話もしやすくなります。
選ぶなら、USB充電式、乾電池式、手回し充電式など、複数の充電方法に対応しているものがおすすめです。
ラジオ付きやスマホ充電機能付きのタイプもあるので、1台あると災害時の安心感が変わります。
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モバイルバッテリー
災害時、スマホは命綱になります。
家族との連絡、災害情報の確認、避難所情報、地図アプリなど、スマホが使えるかどうかで安心感が大きく変わります。
普段使いのモバイルバッテリーとは別に、防災用として1つ用意しておくと安心です。
できれば、10,000mAh以上の容量があるものを選ぶと、スマホを複数回充電しやすくなります。
停電対策にはポータブル電源があると安心
最近、防災グッズとして注目されているのがポータブル電源です。
ポータブル電源とは、大きめの充電池のようなもので、スマホやタブレットだけでなく、機種によっては扇風機、電気毛布、ノートパソコン、小型家電などにも使えます。
モバイルバッテリーよりも容量が大きく、ACコンセントが使えるモデルも多いので、停電対策としてかなり心強い存在です。
特に次のような人は、ポータブル電源を検討する価値があります。
・停電時もスマホをしっかり充電したい
・小さな子どもや高齢の家族がいる
・在宅ワーク中の停電が不安
・電気毛布や扇風機を使いたい
・マンション住まいで停電や断水が不安
・台風や大雪の停電リスクがある地域に住んでいる
ポータブル電源は安い買い物ではありません。
だからこそ、必要な容量を考えて選ぶことが大切です。
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防災用ポータブル電源は何Whを選べばいい?
ポータブル電源を選ぶときに見るべきポイントは「Wh」です。
Whは、どれくらい電気をためられるかを表す容量の目安です。
ざっくり言うと、数字が大きいほど長く使えます。
スマホ充電中心なら300Wh前後
スマホやタブレットの充電がメインなら、300Wh前後の小型モデルでも使いやすいです。
軽くて持ち運びやすく、価格も比較的抑えやすいので、一人暮らしや最低限の停電対策に向いています。
ただし、家電をいろいろ使いたい場合は容量不足になりやすいです。
電気毛布や扇風機も使いたいなら500Wh〜700Wh前後
停電時に電気毛布や扇風機、小型家電を使いたいなら、500Wh〜700Wh前後あると安心です。
夏の停電では扇風機、冬の停電では電気毛布が使えるだけでもかなり助かります。
防災用として現実的に選びやすい容量帯です。
家族用・長時間の停電対策なら1000Wh以上
家族で使う場合や、長時間の停電を想定するなら1000Wh以上の大容量モデルがおすすめです。
スマホを複数台充電したり、ライトや小型家電を使ったりする余裕が出ます。
価格は高くなりますが、災害時だけでなくキャンプや車中泊でも使えるので、アウトドア好きの家庭にも向いています。
ソーラーパネル付きポータブル電源は必要?
ポータブル電源を選ぶときに迷うのが、ソーラーパネル付きにするかどうかです。
ソーラーパネルがあると、停電が長引いたときに太陽光で再充電できる可能性があります。
ただし、天気や設置場所に左右されるため、常に十分な充電ができるわけではありません。
ベランダの日当たりが悪い場合や、雨の日が続く場合は効率が落ちます。
そのため、最初から無理にソーラーパネル付きセットを買う必要はありません。
まずはポータブル電源本体を用意して、必要に応じてソーラーパネルを追加する選び方でも十分です。
ただ、台風や地震などで長期停電が不安な地域に住んでいる方は、ソーラーパネル付きも候補に入れておくと安心です。
防災セットはどんな人におすすめ?
防災セットは、これから防災グッズをそろえる人におすすめです。
特に、次のような人には向いています。
・何を買えばいいかわからない
・個別にそろえるのが面倒
・最低限の防災グッズをまとめて準備したい
・一人暮らしを始めたばかり
・家族分の防災リュックを用意したい
防災セットを選ぶときは、中身だけでなく、リュックの重さや背負いやすさも確認しましょう。
いざという時に重すぎて持ち出せないと意味がありません。
一人暮らしなら1人用、夫婦なら2人用、子どもがいる家庭なら家族用や人数分のリュックを用意するのがおすすめです。
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防災セットに追加したいもの
市販の防災セットは便利ですが、家庭によって必要なものは違います。
購入したあとに、次のものを追加しておくとより安心です。
・常備薬
・お薬手帳のコピー
・モバイルバッテリー
・簡易トイレの追加分
・生理用品
・子ども用のお菓子やミルク
・メガネやコンタクト用品
・現金
・充電ケーブル
・ウェットティッシュ
・マスク
・防寒シート
・家族写真や緊急連絡先メモ
特に、スマホの充電ケーブルは忘れがちです。
モバイルバッテリーを用意していても、ケーブルがなければ充電できません。
防災リュックの中に、予備のケーブルを1本入れておくと安心です。
楽天・Amazonで防災グッズを選ぶときのポイント
楽天やAmazonで防災グッズを買うときは、価格だけで選ばないようにしましょう。
チェックしたいポイントは次の5つです。
1. レビュー数と評価を見る
防災グッズは、実際に使う場面が少ない商品です。
だからこそ、購入者レビューは参考になります。
「思ったより重い」
「リュックがしっかりしている」
「中身がわかりやすい」
「家族分を追加で買った」
こうしたレビューを見ると、使いやすさがイメージしやすくなります。
2. セット内容を確認する
防災セットは商品によって中身がかなり違います。
水や非常食が入っているものもあれば、リュックとライト中心のものもあります。
買う前に、簡易トイレ、ライト、保存水、非常食、救急用品が入っているか確認しましょう。
3. リュックの重さを確認する
中身が多い防災セットは安心ですが、重すぎると持ち出せません。
女性や高齢者が使う場合は、背負いやすさや重量も大切です。
キャリー付きタイプなら、重い荷物を運びやすいので、体力に不安がある方にも向いています。
4. ポータブル電源は容量と出力を見る
ポータブル電源は、容量だけでなく出力も大切です。
スマホ充電だけなら小型でも問題ありませんが、電気毛布や家電を使いたい場合は、出力が足りるか確認しましょう。
防災用なら、500Wh以上を目安にすると選びやすいです。
家族で使うなら1000Wh以上も検討してみてください。
5. 置き場所を決めてから買う
防災グッズは、買って終わりではありません。
玄関、寝室、リビング、車の中など、すぐ取り出せる場所に置くことが大切です。
せっかく買っても、押し入れの奥にしまい込むと、いざという時に使えません。
まず買うならこの順番がおすすめ
防災グッズをこれからそろえるなら、次の順番がおすすめです。
- 水
- 非常食
- 簡易トイレ
- LEDランタン
- モバイルバッテリー
- 防災セット
- ポータブル電源
- カセットコンロ
- ソーラーパネル
- 衛生用品の追加
いきなり全部買う必要はありません。
まずは水、食料、トイレ、明かり。
この4つをそろえるだけでも、災害時の安心感はかなり変わります。
そこから、停電対策としてモバイルバッテリーやポータブル電源を追加していくと無理なく準備できます。
まとめ:防災セット+ポータブル電源で停電・断水に備えよう
防災グッズは、何となく必要だと思っていても、つい後回しにしがちです。
でも、災害はいつ起こるかわかりません。
防災セットは、避難時に必要なものをまとめて準備できる便利なアイテムです。
そこに、簡易トイレ、LEDランタン、モバイルバッテリー、ポータブル電源を追加すれば、在宅避難や停電にも備えやすくなります。
特にポータブル電源は、スマホ充電だけでなく、ライトや電気毛布、小型家電にも使えるため、停電対策として心強い存在です。
まずは、家にある防災グッズを一度チェックしてみてください。
「水は足りているか」
「トイレは用意しているか」
「スマホを充電する手段はあるか」
「夜に使える明かりはあるか」
この4つを見るだけでも、足りないものが見えてきます。
防災は、完璧を目指すより、今日できることから始めるのが大切です。
まずは防災セットを1つ用意する。
次に簡易トイレを買い足す。
余裕があればポータブル電源を検討する。
そのくらいのペースで大丈夫です。
いざという時に「あってよかった」と思えるように、今のうちに少しずつ備えておきましょう。
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